静電浄油機のKLEENTEK
2021-03-31T09:22:02+09:00
kleentek
<テクノロジー&エコロジーあたたかな心で>をコンセプトに、技術革新、環境問題を正面からとらえ、各産業機械でご使用の油についてのご提案をしています。
Excite Blog
2021年、近江鍛工様にインタビューしました!
http://kleentek.exblog.jp/28514623/
2021-03-30T17:18:00+09:00
2021-03-31T09:22:02+09:00
2021-03-30T17:18:25+09:00
kleentek
最新レポート
KLEENTEKのotogawaです。 昨秋、otogawaは、Go-toキャンペーンを利用して滋賀県に一泊旅行に行きました。そのとき訪れた琵琶湖博物館は、「湖と人間」というテーマを持って自然と人についてのフィールドワークを行っている博物館なのですが、寄付をされた滋賀県の企業の名前がエントランスに掲示してある中に、クリーンテックのお客様である「近江鍛工様」の名前がひときわ大きく書かれてあるのをみつけて、嬉しくなってしまいました。
近江鍛工様は、永年、静電浄油機をご使用くださっているお客様で(2012年にもこのブログで取り上げさせていただきました)、リング鍛造では世界のトップシェアを誇る滋賀県の企業です。新幹線の車輪の70%は近江鍛工様が作られたものだそうです。
近江鍛工様については、瀬田の本社工場、信楽工場、長崎工場の3工場すべてで、大型の鍛造プレス機とリングミルに使う大量の油圧作動油を、静電浄油機を使って清浄管理し、その効果を実感してくださっているといつも耳にしています。近年の不況やコロナ禍の中で、どのように歩まれているのか知りたいと思い、このたび、取材させていただくことになりました。
今回、取材を受けてくださったのは、前回と同じ興津営業部長です。当時は工場長をされていましたが、この3年間は営業部長として国内外でご活躍されているとのことです。お伺いしたテーマは、エネルギー問題、環境問題について、人を育てることについてです。
Q. まず、2010年から毎年HP上で公開されている「環境報告書」からお伺いします。騒音・振動、LNG使用削減、電力消費の削減、油圧油の使用量など、多くの項目について、目標値を定めていらっしゃいますが、グラフを見ると、目標達成を続けるというのは簡単ではなさそうですね?
A. 目標値は、ISO14000をベースに毎年、定めています。こういうデータは、開始してすぐは、わかりやすく成果が出ますが、ある程度進むと変化が少なくなるものなので、そこからいかにしてモチベーションを維持するかを考える必要が出てきます。この数値だけではなく、他にも経過観察する指標を持つ必要があります。
Q. 毎年、実施されている「油の教育」とは、どういうものですか?
A. 正確には油だけではなく「油圧装置についての教育」です。製造現場では、決して油を消費しているつもりはなくても油圧装置に油漏れはつきものなので、結果的に消費してしまいます。装置の故障を未然に防ぎ、油消費を削減するには、保守・点検についての人の教育が欠かせませんが、社員たちはしっかり身に着けていってくれていると実感しています。
Q. 2014~2018年度にかけて、国内3工場の電灯をLED化したり信楽工場にソーラー発電の新棟を建設されたり、エネルギーの課題について積極的に投資されていますね?
A. はい。使用する電気やガスの量が膨大なので、改善していくには、①やりかたを変える②設備を刷新する、という具体的な行動が必須です。国の補助金も多いに利用し、高効率の加熱炉を導入するなど他にも様々な設備投資を行っています。
Q. 工場の電灯をすべてLEDにするのは容易ではなかったと思いますが、ご苦労はありましたでしょうか?
A. LEDが開発された当時は、最大サイズが700kwでしたが、弊社の工場の水銀灯は1000kwだったため、1000kwのLEDが開発されるまで待つ必要がありました。また、LEDは光線が直線的で広がらず、また取付位置が高さ20mの天井であったため、いざ点灯したときには、工場内が予想以上に暗いままで、「早く点けろ?」「え、もう点けてますが?」という状態で・・・。急きょ、壁の側面に電球を増設し、想定していた数の2倍、必要になってしまいました。ただ、水銀灯と違いLEDは消灯してもすぐにまた点けることができるため、昼休みのあいだは消灯する、などの省エネも可能になるなど、導入後のメリットは大きかったです。
Q. 若い世代についてどんなことを感じられていますか?
A.「壊れた機械を自分で直す」というような場面が、昔に比べて減っているせいなのか、簡単な修理すら経験が無い、よく知らないという社員も多いです。
Q. それについて、会社として何か取り組みをされていますか?
A.「製造部」とは別に「生産技術部」を設置し、「作る」ことについて自分の頭を使って考える機会を増やすようにしています。それをきっかけとして、ゼロからモノを生み出す楽しさ、面白さを知り、深く興味を持つ社員が増えることを目指しています。 Q. 日本の企業の中には、社員に挑戦や失敗をさせることを嫌う会社も多いようですが、その点についてはどのようにお考えでしょうか?
A.当時の会長・坂口昇氏は、やって失敗することよりも、挑戦しようとしないことのほうを厳しく叱る方でした。かつて私たちが、直径5mの鉄のリングを作る事業に取り組んだ際は、じつに半年以上かかったのですが、そのときに没になった試作品の総量は100トン以上でした。その間、社長は一言も私たちを叱ることがありませんでした。失敗は決してマイナスではありません。ただ同時に、上司は部下をよく見て、やめたほうがよいと判断したときは止めることももちろん必要ですが(笑)
Q. 社長が30年以上、社員の毎月の給与明細に直筆の手紙を入れていらっしゃると、以前、御社に関する記事で読んだのですが、それは今も続いているのでしょうか?
A. はい、続いています。
◆まとめクリーンテックの静電浄油機は、じっくり時間をかけて、でも確実に油を清浄にし、油圧装置のトラブルを未然に防ぐことができる装置です。そのため、静電浄油機を使ってくださるお客様は、物事を短期的でなく長期的に、そして総合的に考えることのできる方であると常々感じているのですが、興津様もそういう方であると感じました。また、お忙しいにも関わらず、このような小さな質問にも応じてくださり、楽しい体験談を聞かせてくださったことからも、近江鍛工という会社が人とのつながりを大切にされているということを実感しました。IT技術が進み、世界中の会社や人が連携する手段も増えて、便利になったことがたくさんありますが、大切なのは、それによって生み出される時間や資金の余裕を「何に使うか?」だと思います。決して最新技術を駆使することが目的なのではなく、それを使って「人が何をするか?」近江鍛工様は、そのどちらの大切さも理解されている会社だと感じました。
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続報・2020年も無更油を継続中~吹田市資源循環エネルギーセンター様
http://kleentek.exblog.jp/28118355/
2020-06-04T11:19:00+09:00
2020-06-04T11:19:40+09:00
2020-06-02T17:05:20+09:00
kleentek
実績紹介
2015年から掲載している吹田市様の油管理の続報です。 ・2015年の記事・2017年の記事・2018年の記事
吹田市様には、ストーカー油圧用に静電浄油機2台、
発電装置のタービン油用に除水機付き静電浄油機1台を
ご使用いただいており、今年でそれぞれ11年目と7年目になります。
その間、油の交換は追油のみで、装置のトラブルは一切なく、
メンテナンス費用と油交換費用が削減できていると、 大変ご好評をいただいています。
2017年2月には、 発電設備メーカーの新日本造機㈱さんの立会のもと、
タービンの解体、点検、清掃が行われましたが、 その際、装置内が大変きれいだったため、 あらためてお墨付きをいただきました。
・2017年の記事
では、このように何年間も更油をせずに、油を使い続けることができているのはなぜなのでしょうか?
◆理由その1 ~吹田市様の油管理の良さ 吹田市様は、本記事のグラフにある汚染度と水分以外にも、油温、動粘度、酸価など多くの項目で油の管理を徹底されていて、それらを拝見すると大変きっちり管理されていることがわかります。その中でも特に重要な項目が「油温」ですが、ストーカー油圧の作動油も、発電装置のタービン潤滑油も、高温な状況に置かれるため油の劣化が激しくなります。そのため吹田市様は、油温の管理を徹底し、油の劣化を最小限に抑える努力をされています。
◆理由その2 ~静電浄油機で浄油されていること このように油管理をされていても、汚染物の発生を完全に無くすことは不可能です。というのも、油が高温にさらされると、油自体が酸化してどうしても酸化生成物が発生してしまうからです。それが油の性能低下につながります。 ではそれを、フィルターなどの浄油方式で解決することはできるのでしょうか?答えはNOです。酸化生成物は最小のものだと0.1μmという非常に小さなサイズなので、茶こしの原理であるフィルター(1~5μm)では、目をすり抜けてしまうからです。また、性質がねちゃねちゃしていて、装置の内部にこびりつくので、油を何度も交換したとしても、酸化生成物は残ってしまいます。 しかし、静電浄油機は、これを除去することが可能です。茶こしの原理ではなく、静電気の力を使うからです。油を静電浄油機に引き入れ、浄油槽の中で静電気を使って酸化生成物を取り除き、綺麗な状態にしてタンクに戻します。(静電気の吸引力は、子どもの頃、したじきで頭を擦って遊んだときのことをイメージしてみてください)。 しかも、静電浄油機で浄油した油には、装置内部にこびりついた酸化生成物を油の中に溶け出させて除去する力があります(=フラッシング効果)。つまり、新油に交換するよりも、静電浄油機で浄油した油をもう一度使ったほうが、装置自体をリフレッシュすることができるのです。(※詳しくはクリーンテック各営業部までお問合せください)
このように、油管理の基本を徹底されていることに加え、静電浄油機で浄油されていることが、吹田市様の無更油記録の鍵なのです。
お客様にとっての一番の目的は、設備の安定稼働です。それを実現するために、色々な値が計測され、それらを元に管理の具体的な判断が行われます。どれか一つ決定的な数値があるという単純なものではありません。常に複数の項目をチェックする必要がある大変な仕事です。クリーンテックは、このお客様の目的達成のために、40年余の浄油のノウハウを元に、解決策を提案させていただきます。加えて油の節約のお手伝いもさせていただきます。
アフターコロナは、これまで以上に「持続可能なやりかた=サスティナブル」が求められる時代になるだろうと言われています。油は、きちんと管理すれば捨てずに長く使えるものです。安易に捨てることをせず、いかに上手に使い続けるか。クリーンテックがやり続けてきたことは、これからますます大きな意味を持つものになると考えます。
これからも引き続き、吹田市様の無更油記録を追いかけていきたいと思います。 ----
★吹田市様のこれまでのデータは以下です。
(クリックすると全体が見られます)
※鮮明なデータをお入用の方はクリーンテックまでお問合せください。
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続報・2018年も無更油を継続中~吹田市資源循環エネルギーセンター様
http://kleentek.exblog.jp/26586659/
2018-03-20T15:29:00+09:00
2018-03-20T15:29:38+09:00
2018-03-20T15:29:38+09:00
kleentek
実績紹介
以前、このブログで紹介しました吹田市様の続報です。
・2015年の記事
・2017年の記事
吹田市様には、 発電装置のタービン油用に除水機付き静電浄油機1台、
ストーカー油圧用に静電浄油機2台をご使用いただいており、
今年でそれぞれ9年目と5年目になります。 その間、油の交換は追油のみで、装置のトラブルは一切なく、
メンテナンス費用と油交換費用が削減できていると、
吹田市様から大変ご好評をいただいています。
2017年2月には、発電設備メーカーの新日本造機㈱さんが
タービンの解体、点検、清掃を行われましたが、
その際、装置内が大変きれいだったため、
あらためて静電浄油機の効果のお墨付きをいただきました。
★続報・無更油を継続中~吹田市資源循環エネルギーセンター様
”限りあるエネルギーを効率よく使うこと”
”コスト意識をもって仕事をすること”
言葉にするのは簡単です。
でも「実行」するのは決して簡単ではありません。 「実行する人」には、日々の地道な作業や、綿密な調査などの
陰の努力という土台があるものです。
静電浄油機を買ってくださる方は、そういう方々です。
効果を理解してもらうのが難しいからこそ、
価格ではなく「質」で選んでいただけたという喜びが大きいです。
なお、2017年~2018年には他のクリーンセンター様にも
合計11台の静電浄油機が導入されました。(東日本…3台、西日本…8台) 吹田市様の無更油記録を、引き続き追いかけていきます! ★以下データはクリックすると全体が見られます。
※鮮明なデータをお入用の方はクリーンテックまでお問合せください。
上)吹田市様・静電浄油機ご使用の経緯(2009~2018)
下)吹田市様・発電タービン点検時の様子(2017.2)
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KLEENTEK動画
http://kleentek.exblog.jp/23201590/
2018-01-01T09:00:00+09:00
2018-04-12T16:02:36+09:00
2016-06-06T18:37:43+09:00
kleentek
KLEENTEK動画
(詳細については「女性社員のブログ」もご参照ください)
・水圧式ロボットアーム
・浮上油回収のようす(SFシリーズ)
・油中の水分検知
・5分でわかるコレクター交換手順
・DH-KS試運転に行ってきました
・第2回廃材文化祭(堀内機械様)
・エコリンピック2013(堀内機械様)
・エコリンピック2014(堀内機械様)
・エコリンピック2015(堀内機械様)]]>
続報・無更油を継続中~吹田市資源循環エネルギーセンター様
http://kleentek.exblog.jp/24179240/
2017-06-06T17:55:08+09:00
2017-06-06T17:55:06+09:00
2017-05-16T11:55:37+09:00
kleentek
実績紹介
以前、このブログで紹介しました吹田市様の続報です。※前回の記事
2017年2月に、吹田市様の発電設備のメンテナンスが行われました。 これは2010年に設備が稼働してから3回目に行われたもので、設備メーカー新日本造機㈱さんの立会のもと、 蒸気タービンや減速機等を開放し、入念に点検、清掃するというものでした。 クリーンテックからも数名が見学させていただきました。
さて、注目の設備内や配管内の様子ですが、どのパーツも非常にきれいで、何の問題もなく、吹田市のご担当者様も驚かれていました。また、新日本造機㈱のメンテナンスの方も、「摩耗や焼き付きがなく、予備のメタルシールに交換せずにすみました!」と言われたそうです。
ちなみに、タンク内の撮影は暗くてできませんでしたが、油面計でみたタービン油は透き通って大変綺麗でした。吹田市様は、さらに無更油記録延長へ挑戦されます!
★以下データをご参照ください。(クリックすると全体が見られます)
※鮮明なデータをお入用の方はクリーンテックまでお問合せください。
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三菱重工業さんロボットアームに使われています
http://kleentek.exblog.jp/24129850/
2017-05-01T14:59:28+09:00
2017-05-01T14:59:29+09:00
2017-04-28T17:13:46+09:00
kleentek
実績紹介
2017年4月25日付asahiデジタルHPにて、三菱重工業が開発中の福島第一原発・廃炉作業用ロボットアームが公開されたとの記事が掲載されました。そこにクリーンテックの静電浄油機をお使いいただいていますので、ご紹介いたします。
「三菱重がロボアーム公開」(asahiデジタル)
(巨大なロボットアームの足元にある油圧ユニットに、緑色の静電浄油機がのっています。80kgあるのですが…大変小さく見えます!)
福島第一原発の廃炉作業は、現在、1号機~4号機それぞれの状況に合わせて、放射線量低減対策や、汚染水を浄化して燃料の冷却に再利用するなどのさまざまな対策が実施されています。そして、一番気がかりな1~3号機の中にある「燃料デブリ」については、無人カメラ等による撮影や調査等が行われていますが、まだまだ現状が把握できていないとのこと。
※燃料デブリとは、使用済み核燃料が溶け落ちて建屋のコンクリートや金属と混ざり合い、冷えて固まったもので、非常に放射線量が高く、硬いそうです。取り出し方法は現在、国が検討中で、取り出した後に持っていく先もまだ決まっていません。
そんな中、デブリ取り出し作業用のロボットを、日立GE、東芝、そして三菱重工業が国際廃炉研究開発機構(IRID)と共同開発中。国に採用されれば、2021年頃から使われる可能性があるそうです。 硬いデブリを砕くために大きな力が必要なので、このロボットは電動ではなく油圧で動きます。そして、遠隔操作が可能な油圧ユニットを作ることができるメーカーということで、F社さんが選ばれました。さらに、制御がサーボ(=精密さが要求される)なので、油の高い清浄度が必須であることと、何年間かメンテナンスしなくても清浄度が保てるという条件を満たすということで、F社さんが静電浄油機をご推薦くださったそうです。(ちなみに、本記事のロボットにはEDC-R50N型が使われており、現在、油の清浄度はNAS5級(=超清浄)を保っているそうです)
いま、廃炉の技術開発や、廃炉ビジネスが成りたつ方法を、世界中が模索しています。福島では、廃炉に向けて日々黙々と作業される7000人以上の方々がいらっしゃいます。そんななか、現場で働く電力会社の若い社員さんたちの中には、「廃炉」という未知の事業に対して、やりがいを感じて、前向きに取り組んでいる人が少なくないそうです。"発電屋さん"の経験を持たないことが、逆にプラスになっているようです。
参照「福島第一原子力発電所へ」(ほぼ日刊イトイ新聞)
クリーンテックも、ベテランの経験値と若いチャレンジ精神を融合させながら前進中です。私たちの「日常」を少しでも良くする一助となれるよう、ひとつのチームとなって、何事にも勇気を持って進んでいきたいと願っています。]]>
水圧式ロボットアームを作りました!
http://kleentek.exblog.jp/23709841/
2016-12-27T09:00:00+09:00
2016-12-27T09:05:17+09:00
2016-12-14T21:14:47+09:00
kleentek
最新レポート
このブログでもすっかりおなじみになった堀内機械さんのエコリンピックですが、残念ながら今年は開催がありませんでしたので、今回はotogawaがものづくりの精神を引き継ぎ、「ひとりエコリンピック」を開催いたしました。
←作ったのは「水圧式ロボットアーム」(エレキット)
>>動く様子はこちら!
なぜこんなものを!?
じつは…
クリーンテックの静電浄油機が、潤滑油、とくに油圧作動油の浄油に有効ですよと言っているにも関わらず、今までの私は「油圧」というものがピンときていませんでした。油圧ショベル、油圧プレスと聞いても、実際に油がどんな風に流れ、力を伝達しているのか、どんな風に油漏れするのか、バルブ故障とはどの程度、深刻なことなのか…?
そもそも、バルブ(弁)の役割もよくわからないし、油圧ポンプとか油圧モータとかいうけれど、ポンプ自体は電気で動いているわけで、それって動力は電気ではないの?油圧なの?
一体どういうことなんだろう?…ずっともやもやしていました。
ですから、テレビでこの水圧式ロボットアームを見たとき「油圧を実感するにはコレだ!」(油圧と水圧は仕組みは同じです)と、その日のうちにネットで注文していました。パーツを一から組み立て、動かし、ようやく「油圧」のイメージがわいてきました!
…とカッコよく言いたいところですが、実はちゃんと動くまでに、一苦労ありました。出来上がって操作レバーを動かしたところ、まったく動いてくれない部分が出てきたのです。ホースをよく見ると、水で満たしたはずなのにところどころに「空気」が混入しており、どうやらそのせいで「力」が伝わらなかったみたいです。何度か水を入れ直し、やっと全体が動くようになったところで、今度は私の操作が下手すぎて、持ち上げたい物のところに、ちゃんとアームが行きません(笑)。何日か練習を続けた結果、ついに私の意図が「水」を経由してシリンダに伝わり、それがアームやブーム部分を動かして、末端で望み通りの「仕事」をしてくれたときは、ほんとうに感動しました。
この油圧、水圧の仕組みを利用して、実際には飛行機や船、巨大なショベルカーなどが動いています。そのダイナミックさに改めて驚くとともに、ほんの少しの空気の混入、油中への水の混入、そして微細なゴミの混入で動かなくなってしまう、油圧装置の繊細さも強く感じました。
実際、油圧トラブルの主要な原因は、サブミクロン単位のゴミと言われていますが、静電浄油機は0.03μmという驚異的な濾過精度を生かして、現場の問題を解決いたします。詳しい実績は各営業部にお問合せください!
★いろんな油圧の機械たち↓
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バイオディーゼル燃料にも活躍する静電浄油機【前編】
http://kleentek.exblog.jp/23148751/
2016-05-18T19:00:00+09:00
2016-05-18T18:39:01+09:00
2016-05-16T17:24:51+09:00
kleentek
最新レポート
地震発生から1ヶ月余りたった現在、いまだ終息が見えてこない状況の中で、増え続ける問題に苦しむ熊本県。そんな中、活躍したエコ燃料のことをご存じでしょうか?
地震発生直後、ガソリンの供給が途絶え、多くの消防車や水道事業者の車両が困り果てていました。そんな彼らにバイオディーゼル燃料を無償で提供されたのが「自然と未来」(熊本県)さんです。この会社は、2010年からバイオディーゼル燃料の製造・販売を開始され、「くまもとを油田に」をモットーに精力的に活動されていますが、その高精度バイオディーゼル燃料の精製工程で一役買っているのが、クリーンテックの静電浄油機なのです。
◆バイオディーゼル燃料(BDF=Bio Diesel Fuel)とは
植物由来の廃食用油に、化学的な処理をほどこして、燃料として再利用できるようにしたもので、軽油の代わりにディーゼルエンジンに使用できる燃料です。限りのある化石燃料と違い、リサイクル可能で、かつCO2排出量も削減できる(カーボンニュートラル)ということで何年も前から注目されており、その精製技術は現在も向上を続けています。
◆バイオディ―ゼル燃料の作り方
日本では廃食用油(てんぷら油)から作ります。まずグリセリンの成分(=ベタベタ)を分離し、混入した異物や油の酸化生成物(スラッジ)、残留グリセリンなどを除去して、さらさらの綺麗な油にするのですが、残留グリセリンなどは分離したつもりでもほんの数パーセントは残ってしまい、しかもそれがエンジン故障につながる、というような厄介な物質だそうです。特に、排ガス規制が厳しくなった平成18年以降に製造されたディーゼルエンジンには、排ガス燃焼のための装置がついており、その部分が目詰まりしないためには、さらに高精度であることが求められます。
しかし、サブミクロン単位のスラッジを除去できる静電浄油機を工程の最後に使用することで、燃料を高精度に仕上げることができるそうで、今までに「静電浄油機を使ってみたら車両のトラブルがなくなった!」という理由でご購入いただいたお客様が多数あります。
◆バイオディーゼル燃料の普及のために
欧米では、バイオディーゼル燃料を軽油に混ぜて使用することが推奨されており、税の優遇措置も受けられるため、普及が進んでいます。一方、日本では、税の優遇もなく使用についての規格もまだ定まっていません。しかも、まだ品質が良くなかった何十年も前のイメージが根強く残っており、そのせいで「現在は安全である」という認識が拡がりにくいのが現状です。
「自然と未来」さんをはじめ、バイオディーゼル燃料の製造・販売に携わる多くの方が、安全性をPRする発信を続けながら、製造技術の向上や廃食用油の効率的な回収、燃料貯蔵の方法などを模索し、日々奔走されています。さらなる普及のためには、国などの「大きな組織」が動いてくれることがやはり必要です。でも、それを動かす「ヒト」「技術」は、必ずしも「大きな組織」の中にあるとは限りません。逆に、各地方、各地域に存在することが多いのではないでしょうか。そして、一見「小さく」みえるそういう力を結集させる地道な努力が、「大きな変革」につながるように思います。(最近、静電浄油機をご購入くださった「バイオディーゼル岡山」さんは、その取り組みが毎日新聞の記事になりました!)
鉱物油だけでなく、植物由来の油にも活躍する静電浄油機。詳しくは、バイオディーゼル燃料専門のクリーンテック代理店・イーレップ株式会社にお問合せください→5/24からの「2016NEW環境展」の中の「2016地球温暖化防止展」に出展されます!
★次回後編では、バイオディーゼル燃料の製造・販売の現場に潜入し、実際に静電浄油機をご使用くださっている方の声をご紹介します。乞うご期待!
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堀内機械さんのエコリンピック2015に行ってきました
http://kleentek.exblog.jp/22477465/
2015-12-15T09:00:00+09:00
2015-12-15T11:37:04+09:00
2015-11-09T08:56:57+09:00
kleentek
最新レポート
今年も堀内機械さんのエコリンピックに行ってきました。
堀内機械さんは最近ご多忙とのことで、人が中に入れるくらい大きなシリンダを作っていらっしゃると聞きました。ただその分、残業も頻繁にあるとのことで「今年は出展を休みました…^^;」と言われる方がちらほら…(必ずしも残業だけが理由とは限らない、かな?…笑)
それでも、今年も100を超える作品が出展されていました★
最近otogawaは、個人的に物を大量に処分したのですが、捨てるのか?売るのか?誰かに譲るのか?…悩みに悩みました。 「金銭的にもったいないから、できれば高く買いとってもらいたい」「いや、お金にならなくていいから、誰か心のある人に使ってもらいたい」…モノを「捨てること」を通して、「買うこと」「使うこと」を振り返るいい機会でした。
一方で、作る「楽しさ」や「手ごたえ」を感じることが、日々あります。簡単な料理、手書きの葉書、エコリンピックに出展したモビールなど…。確かに大量生産のシステムも、高機能なスマホも、3Dプリンタも、「人類」の役に立つ便利な発明ですが、果たして生きるために絶対に必要かというと…???
「ひとりの人」が生きるために必要不可欠なものとは、出来がイマイチでも気持ちのこもった贈り物だったり、たとえ小さくても、自分の手で作った!という達成感だったり…そういう、ささいなもの、身近なものなのかもしれません。
捨てられるはずだったものに手を加えて再利用しつつ、楽しんでしまおう!というのが、このエコリンピックです。廃材に「顔を描く」だけで、愛着が増すのが不思議です。ほんの一部ですが、下の動画でお楽しみください!
★エコリンピック2015の動画★]]>
無更油を継続中~吹田市資源循環エネルギーセンター様
http://kleentek.exblog.jp/21607247/
2015-06-30T08:00:00+09:00
2015-06-29T19:21:02+09:00
2015-03-05T17:20:57+09:00
kleentek
実績紹介
クリーンテックでは、お客様からのご要望により定期的な油分析をおこない、汚染度や水分、添加剤の残存量などの経過観察をすることで、油管理のサポートをしております。また同時に、お客様の側から設備トラブルの有無や更油の回数などの情報、メンテナンス時の写真などをいただき、双方のデータを合体させることで、お互いにとっての有用なデータ作りを行っています(通称パートナープラン)。今回はその実例として大阪府吹田市様をご紹介いたします。
吹田市様は「資源循環エネルギーセンター」という、発電と組み合わせた高性能の廃棄物処理プラントを運営され、同じ敷地内の「吹田市資源リサイクルセンター」ではゴミのリサイクルに関する啓蒙活動(衣服のリフォーム教室や再生品の販売など)を実施されるなど、環境問題に積極的に取り組んでいらっしゃる自治体です。
吹田市様とクリーンテックの出会いは、現センターの前身・旧清掃工場(北工場)時代にさかのぼります。工場併設の発電設備のタービン油向けに除水機付静電浄油機EDH-R25をご採用いただいたのが2005年。2009年には現センター新設に伴い2台目をご購入。EDH導入前は、浄油サービスを受けながら定期点検時には更油も実施されていたそうです。しかし設備が古くなるにつれて水が混入するようになったこともあり、除水対策としてクリーンテック製品をご採用いただいたとのこと。現在の2台目を導入されてからは、年に1回、浄油機のメンテナンスと油の分析を行っていますが、発電装置のトラブルはゼロ、油の汚染度や水分は良好に保たれ、現在にいたるまで約5年間、一度も更油をされていません。またNAS等級という油の清浄度をはかる規格でも4~5級という新油以上のレベルを維持されています。
タービン油での経過が良好なことから、2013年、清掃工場のストーカ駆動油圧装置の作動油に静電浄油機EDC-R10を2台ご導入されることに。(ストーカとは階段状の火格子の上でゴミを移動させながら処理する焼却炉。ここで使われている油圧シリンダは高温と大量のゴミにさらされる大変過酷な現場のため作動油も劣化しやすい)。こちらは導入から約2年半になりますが、やはり油圧装置にトラブルはなく、油も交換されていません。油の性質も保たれ、汚染度も新油レベル以下を保っています。また以前は、メンテナンス時にタンクの底にドロドロが溜まっていたのが、浄油機設置後は無くなったそうです。
以下データをご参照ください。(クリックすると全体が見られます)
※鮮明なデータをお入用の方はクリーンテックまでお問合せください。
今回、取材を快くうけてくださった資源循環エネルギーセンター様は、北工場時代から静電浄油機をご愛用、その効果をご評価くださり、新センターの設備導入の際にはわざわざプラントメーカーさんに組込みを頼んでくださったそうです。 「タンク1台につき更油などに毎年30万円以上かかっていたのがほぼゼロになり、EDC購入費もたったの2年で償却できました」と大変喜んでいただいています。
今回、センター職員の方に設備全体を案内していただき、小学校時代を思い出すような楽しい社会科見学を体験させていただきました。その中で面白かったのは、清掃工場の廃熱を利用した発電機を見たアメリカの技師の話です。廃熱までも利用する日本の徹底ぶりに驚き、感心していたそうです。日本のような、国土が小さくエネルギーも限られている国は、知恵を絞るにはもってこいの環境のようです。「豊富にない」ことを嘆く間に、「あるもの」をどうやって生かすか模索し、提案し、実現していくこと…これが日本の強みであり、地球の将来に役立てるべく自信を持ってアピールできる力だと感じました。
静電浄油機のクリーンセンター様への納入実績は全国で80台以上。対象はストーカ、破砕機などの油圧装置に加え、併設の発電設備のタービン油にも及び、現在もリピート受注が絶えません。
クリーンテックは、年々、深刻化するエネルギー問題にも関与し、
限りある資源を持続して使い続ける試みに、貢献していきます。
数年後このブログで、「無更油記録更新!」の報告ができることを願って・・・]]>
児島のサノヤス造船所見学に行ってきました!
http://kleentek.exblog.jp/21465862/
2015-01-14T13:21:30+09:00
2015-01-14T13:21:31+09:00
2015-01-11T11:42:34+09:00
kleentek
最新レポート
2014年の終わり、岡山県の倉敷&児島に行ってきました。旅の目的は(1)道中の電車からクリーンテックのお客様を見つけること (2)水島コンビナートを眺めること、そして(3)造船所見学でした。あいにくの雨と寒波のため、非常に底冷えのする道中でしたが、見事にミッションを達成しました(つき合ってくれた妹に感謝・・・笑)。
中でも、サノヤス造船所見学は迫力がありました。偶然見つけた児島のホテルが、昔、造船所の宿泊施設だったことから造船所とお隣り同士。部屋の窓からは、造船所の象徴である巨大なゴライアスクレーン(下に写真)が見えました。(ちなみに「ゴライアスクレーンの名の由来は、旧約聖書に出てくる巨人兵士ゴリアテだそうです)。
そのホテルが、観光のウリに数年前に始められたという造船所見学バスツアーは、近年は、修学旅行生や専門的に船の勉強をしている学生が訪れ熱心に質問していったりと、好評だそうです。また、家族連れが来られると子供よりも親御さんのほうが、興奮されるそうです(笑)
30分ほどのツアーは、巨大なドックや作りかけの船、巨大クレーンなどについて、バスの運転手さんがたとえやクイズを交えてわかりやすく説明してくださって楽しめました。造船の現場は一般の人にとっては非日常的なもので、聞き慣れない名称や見慣れないものばかりですが、それをいかに身近なものにたとえて、実感して理解してもらうか?・・・に創意工夫されているそうです。確かにとてもわかりやすい説明でした。
クリーンテック製品は、船のデッキクレーンやウインチ、造船の現場などの「海」に関わる分野でも活躍しています。今回見学した造船所はクリーンテックのお客様ではありませんが、実物の船の大きさやクレーンの迫力などを実感できた面白い体験でした。運転手さんによる、本物のバスガイドさながらの楽しいアナウンスも大変勉強になりました。
今年もotogawaは、日本のものづくりの現場や製品、元気な人たちを取材し「発信」していきます。よろしくお願いします。]]>
堀内機械さんのエコリンピック2014に行ってきました
http://kleentek.exblog.jp/21179563/
2014-10-08T08:46:00+09:00
2014-10-08T08:52:27+09:00
2014-10-05T15:53:29+09:00
kleentek
最新レポート
今年も堀内機械さんのエコリンピックに行ってきました。廃材を素敵な作品に変えてしまおうというこの企画。早くも4回目の開催です。今回も100を超える作品の中、otogawaも出展。作品は「おもちゃ4種類」。でもいざ陳列してみると、ごちゃごちゃし過ぎてよくわからない展示になってしまった…1,2点に絞ればよかったと反省(^^;) 作品は・・・
←左上から、けん玉、駒、左下の、静電気で回るモーターと、静電気の魚釣り
※「静電気で回るモーター」の動画は後日、別のブログにて公開します。乞うご期待。
でも、こんな私の作品に対しても、ちゃんとパイプをこすって静電気を発生させてくださっている人がいらっしゃったのは嬉しかったです(優しい…)。作ったものを通して、自分の意図が人に伝わるのは嬉しいことですね。なんでもいいから作ってみたら、作り手の気持ちがわかるようになって、年々、見るのが楽しくなってきました。(各作品は下の動画をご覧ください。全部を紹介しきれないのは残念ですが…!)
当日は綱引き大会やブーメラン大会も開催され、日々の社内の協力関係(力関係?!)が垣間見えて楽しかったです。社員がお互いに関心を持ちあったり思いやったりすることは、仕事の質の向上にもつながる気がします。仕事のやりがいやモチベーションというのは、そこらへんに転がっているものではなく、そういう『意志』から生まれるように思います。
なんと今回、otogawaは審査員特別賞をいただいてしまいました。これを励みに、来年はもっとわかりやすいものを目指します(笑)次回のアイデアも思いついたので、来年も参加させてください。よろしくお願いします!
←左上・優勝のハーレーダビッドソン、左下・2位の切り絵、右・3位の健康器具(メタボ測定用?!)
★ダイジェスト動画は下から(部分的に音声付)
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第18回機械要素技術展に行ってきました!
http://kleentek.exblog.jp/20858101/
2014-06-30T18:53:00+09:00
2014-06-30T18:53:35+09:00
2014-06-29T16:45:10+09:00
kleentek
最新レポート
塗料・洗浄分野の専門商社として長野県で活躍中のNCC株式会社さんが、静電浄油機EDCの展示をして下さるということで、第18回・機械要素技術展(ビッグサイト)に取材に行ってきました。
NCCさんご出展の製品のうち、特にotogawaの興味を引いたのは「ホコリが見えるライトシリーズ」。→クリーンルームでちゃんと空気を清浄管理しているはずなのに、なぜか製品の塗装にゴミブツが…じつは、空気中の「微細な」ゴミをいくらパーティクルカウンタで測って管理していても、問題となる「粗大な」ゴミは作業台や床などに落ちてたまり、不良の原因になっているのです。そんな粗大粒子を、目で見えるようにしてくれるのが前述のライト。照らすだけで粗大なゴミを可視化し、解決へと導いてくれます。(詳しくはNCCさんコラムへ!)
一方で、わが静電浄油機は油の中の「微細な」ほうのゴミを取るのが専門。油圧の世界ではトラブルの原因となるのは5μm以下の微細なゴミ=油の劣化物(スラッジ)なので、「粗大な」ゴミをいくら取っても、根本的な解決にはならないのです。うーむ、スラッジも可視化できればなぁ。そんな魔法のライト、販売してませんか?NCCさん(笑)
※スラッジの測定には、メンブランフィルター、パーティクルカウンターなどが有効です。また、油の色調にもよりますが「濁り」具合を目で見て分かる場合もあります。
さて、1日かけて広大な会場を歩き回り、腰痛になったotogawaですが、おかげで多くの取引先の方と出会うことができました。エコリンピックの堀内機械さん、迷路の模型で高精度の油圧シリンダを表現(写真)。椿本チエインさんは新開発のZIPチエインを採用した高速昇降機の巨大なデモ機。コンサート会場などで使われてるそうです。兵神装備さんは、モーノポンプのメーカー。クリーンテックが開発した製鐵向け高粘度油の除水装置DHSで大変お世話になっています。山崎機械製作所さんは、以前訪問させていただいた近江鍛工さんとつながりの深い滋賀の鍛造メーカー。型打鍛造の巨大な船の部品(200kg以上!)が圧巻でした。
前回このビッグサイトに展示会を見に来たのは、東日本大震災の前でした。震災以降、日本は製造業、エネルギー分野、他国との付き合い方などにおいて、様々な変革を迫られ続けています。ただ、会場の「人」には活気があり、おかげで、ずっと社内だとモヤモヤが溜まってしまうotogawaも元気になりました!さぁ月次業務、頑張るぞ!!
★左は、新しいデザインのEDC操作盤!写真を拡大してご覧ください。★右は、浄油槽の中身が見える静電浄油機。このジャバラでゴミを取りまくる!]]>
代理店説明会に同行 byアール25
http://kleentek.exblog.jp/20102140/
2013-12-16T14:16:00+09:00
2013-12-16T14:27:20+09:00
2013-12-14T17:26:54+09:00
kleentek
最新レポート
はじめまして。KLEENTEK大阪営業部のデモ機・静電浄油機アール25といいます。
いつもはお客さんのところでデモをしているんだけど、今日は代理店さん説明会を手伝うために、営業YさんとN部長とotogawaさんと一緒に、工具屋さんの町=H市まで行ってきたよ。
到着すると、いつもの工場とは違う、綺麗な部屋に通された。説明会の前半は、ボクにはちょっと難しい話だったけど、クリーンテックの歴史が40年もあることとか、ボクの仲間が4万台も出荷されているとか面白い話も聞けたよ。世界中の発電所には、250台以上ボクの仲間がいるんだって。
そうそう、ボクは静電気を使ってゴミを取るんだけど、ボクの電圧が10,000ボルトって言ったら、「えーっ」て驚かれちゃった、きっと危ないって思われたんだろうな。でも、電圧って大きいから危険、てわけじゃないんだよ。電圧はボクのポテンシャルを表す数字。車で言うなら時速。気を付けなければいけないのは、電流が流れたときの値。車なら交通量。ボクの場合、電流が流れすぎても、ちゃんと警報がついて止まるようになってるから、安全なんだ。
話を戻すね。
説明会の後半、ボクは8人に囲まれたよ。初めてボクを見る人もいて、浄油槽のフタを開けられたり、ボクの相棒=コレクターを出したり入れたり。初め緊張したけど、だんだん面白くなってきた。目の前で浄油を見せてあげたかったなぁ。ボクの値段を聞いてる人もいたよ。「たっかいな~」とか思われたかな(笑)どこへ行っても、ボクは全力で力を発揮するからね!ちなみに、コレクターの交換は工具不要でとっても簡単。不器用なotogawaさんでも簡単に出来るんだ。
代理店さんのお話も面白かった。設備やポンプの騒音で困っていたお客さんがいたらしいんだけど、ボクが浄油したら、とたんに静かになっちゃって、現場の人達が機械が止まってるのか?と勘違いしたんだって。・・・ボクってけっこう、やるね(笑)
ボクの良さを知ってくれてる人が、すごくたくさんいることが分かったけど、同時に、知らない人もまだまだたくさんいることも分かった。ボクが出動して効果を見せることもできるけど、まずは油2リットルで浄油テストをしてもらうことが、知ってもらうスタートなんだって。でも、代理店さんいわく、その2リットルをもらう話にもっていくのって、すごく大変なんだって。
車の試乗、スーパーのコロッケ試食、聞き酒・・・それとおんなじだよ。
浄油には「聞きEDC」。まずはボクのことを試してほしいな。
※左は、浄油前と浄油後の油を並べた2例。どちらも、前と後の差がわかりにくい。そういうときは、下の写真のように、瓶を底から見てみて!油の層が厚くなって、濁りの違いがハッキリするんだ。現場でこれをやると、「この人、詳しいぞ」って思ってもらえるかもね(^^)]]>
堀内機械さんのエコリンピック2013に行ってきました
http://kleentek.exblog.jp/19698514/
2013-09-25T09:07:00+09:00
2013-10-01T02:06:28+09:00
2013-09-22T23:05:56+09:00
kleentek
最新レポート
以前、このブログで紹介した堀内機械さんの廃材文化祭。「エコリンピック」と改名して昨年も開催されていたのですが見学には行けず。今回2年ぶりに営業Oさんとotogawaの2人で、なんと出展もさせていただきました。作品はコレ!(写真左)
楽器2種類、木琴とカリンバ(親指ピアノとも呼ばれるアフリカの楽器)です。
問題はちゃんと鳴ったのかどうか?・・・ですが、カリンバは正直、イメージとはかけ離れた出来映え(苦笑)。当初、土台を木材にするつもりでしたが、なにぶん、のこぎり初心者なもので・・・手の平はマメだらけ、あちこち筋肉痛になったあげく出来上がったのはいびつな木箱・・・しかも全く共鳴しない(木の厚みや穴開けに問題があったようです)
締切間近なのに、いまだバラバラな我が作品を見たOさん、「楽器のことは分からないけど、作ろうとしているものは分かった」と、おもむろにポリ容器を取り出し、穴をあけて板を打ち付けて、数時間でおおまかな形を作ってくれました。さすがは自称「エンジニア営業マン」! ただ、響きの良さを追求するにはギリギリ過ぎました。はい、出てきた音は下の動画で・・・(笑)
一方の木琴のほうは、丸い棒をたくさん入手したので、予定外に製作。私が音合わせをし、組み立てはOさん。そもそもの材料が良い響きだったこともあり、なんとか木琴らしく仕上がりました。当日会場で、子供さんがポコポコ叩いて遊んでくれていたので嬉しかったです。
これって、「アイデア担当」と「形にする担当」の結構いいコンビでは?
まるで宮崎駿監督と鈴木プロデューサー?(例えがおこがましい?すみません!)
さて、投票の結果、上位に入ったのはこの3作品(写真左)。
ちなみに、私が気に入ったのは実用的な作品たち(写真右)。サイクルスタンドやクリップ、掃除用コロコロを収納するスタンド、積み木、など。いやぁ、お持ち帰りしたかった(笑)
作りたいものがあって材料を探す。逆に、材料を見て何を作ろうかと思い描く。どちらも「ものづくり」のスタートです。計算通りに行かなかったり、思わぬ発見があったり、道のりには悲喜こもごもありますが、そのどれもが収穫。そして楽しい!社員一人一人のこういう「実体験」の積み重ねが、会社全体を支える力になるんですよね、堀内機械さん!来年も楽しみにしています!
★ダイジェスト動画は下から(部分的に音声付)
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